気象庁は2日、日本の今年夏(6~8月)の平均気温が昨年夏と並んで1898年の統計開始以来、最も高かったと発表した。都市化の影響が少ない全国15地点の観測値に基づく平均気温が、昨年と同じく、平年値(2020年までの30年間平均)を1.76度上回った。

 地域別の平均気温は、東海と近畿、中国、四国、九州北部、九州南部、奄美で1946年の統計開始以来、最高記録を更新。関東甲信と沖縄は過去最高記録に並んだ。北海道と東北、北陸は2番目に高い記録だった。これらは全国149地点の観測値に基づく。 (了)

(ニュース提供:時事通信 2024/09/02-17:13)

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