石川県は2日、8月1日時点の人口推計を発表した。能登半島地震で大きな被害を受けた奥能登4市町の7月の人口減は前年同月比2.3倍の285人となり、流出に歯止めがかかっていない。
 地震後7カ月間の累計で見ると、人口減は前年同期比3.0倍の3515人。元日時点の4市町の人口(5万5213人)の6.4%に上る。内訳は輪島市1662人、珠洲市870人、能登町602人、穴水町381人。 
〔写真説明〕地震で焼失し、がれきが残る朝市通り周辺=7月1日、石川県輪島市

(ニュース提供元:時事通信社)