2024/08/28
防災・危機管理ニュース
台風10号の暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、27日夜から28日未明にかけては岩手、静岡、愛知各県でも記録的な大雨となった。気象庁は土砂災害や浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。
岩手県内陸部では27日夜、発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生。盛岡市(薮川)で28日午前4時10分までの12時間雨量が211.5ミリとなり、この地点の観測史上最多記録を更新した。同市内では住宅の床上・床下浸水、土砂流入や冠水による道路の通行止めが生じた。前線が北海道南東部沿岸から東北地方北部、山陰沖に延びており、この前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだ。
一方、静岡県御前崎市では28日午前9時までの12時間雨量が217.5ミリ、同県磐田市では177.5ミリを観測。愛知県新城市では午前0時半までの同雨量が164.5ミリに上った。いずれも8月の最多記録を更新した。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方