【台北時事】台湾の頼清徳総統は20日、訪台している自民党青年局の鈴木貴子局長(衆院議員)らと総統府で面会した。総統府によると、頼氏は、中国を念頭に、日台が「共に権威主義の拡張という挑戦に直面している」と指摘。「運命共同体だ」と強調し、民主主義のパートナーとして連携強化を訴えた。鈴木氏も双方の緊密な協力に期待を示した。
 青年局メンバーらは19~23日の日程で台湾を訪問。滞在中、4月の地震で被災した東部・花蓮市も訪れ避難所テントの設営体験を行う。 
〔写真説明〕20日、台北の総統府で自民党青年局の鈴木貴子局長(左から2人目)らと面会する台湾の頼清徳総統(右から2人目)(総統府提供)

(ニュース提供元:時事通信社)