岸田文雄首相は2日、松村祥史防災担当相と首相官邸で会い、先月下旬の秋田、山形両県での大雨について被害状況の報告を受けた。首相は激甚災害の指定を急ぐよう指示。松村氏が早期に現地に入り、支援ニーズを把握することも求めた。
 大雨被害を受け、山形県は政府に激甚災害の指定を要請している。指定されれば、復旧事業に対する国の補助率が引き上げられる。松村氏は記者団に「避難所にいる方々が自宅に帰れるか、仮設(住宅)が必要か2次避難が必要か、そういった状況をしっかり調査し、対応を図っていく」と述べた。 
〔写真説明〕閣議に臨む岸田文雄首相=2日、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)