【パリ時事】フランス国鉄(SNCF)は31日、高速鉄道(TGV)の列車が中部ヨンヌ県で線路上の倒木に衝突したと発表した。AFP通信によると、乗客らは無事。ただ、一部区間で運転がストップし、8万人に影響が出る見込みだ。
 事故があったのは、パリと南仏マルセイユなどを結ぶ路線。暴風雨の影響で在来線を含む線路脇の木が数本倒れ、電力障害が発生した。倒木に衝突した列車は先頭とみられる車両が大破した。 
〔写真説明〕31日、フランス中部ヨンヌ県で倒木に衝突し、損傷した高速鉄道(TGV)の列車=仏国鉄(SNCF)提供(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)