29日午後、全国で今年最高となる41.0度を観測した栃木県佐野市は、防災無線で熱中症の予防対策や、冷房がある公共施設などの「クーリングシェルター」利用を市民に呼び掛けた。市気候変動対策課は「エアコンを遠慮せず使い、命を守る行動を取って」と強調した。
 市内の商業施設では、暑さの客足への影響を懸念する声が聞かれた。道の駅「どまんなかたぬま」では、昼すぎから客が明らかに減ったという。担当者は「昼ご飯を食べてから客足が止まった。売り上げに良い影響はない」と嘆いていた。 

(ニュース提供元:時事通信社)