2024/07/29
防災・危機管理ニュース
東・西日本は29日、九州南方の高気圧に覆われて晴れ、気温が大幅に上がった。気象庁によると、栃木県佐野市で41.0度となり、今年の全国最高気温を更新。2018年に埼玉県熊谷市、20年に浜松市中央区で観測した統計史上最高41.1度に次ぐ記録となった。
群馬県館林市と浜松市天竜区では40.2度、群馬県伊勢崎市では40.1度、茨城県古河市と熊谷市では40.0度を観測し、5県計6地点で40度以上となった。
関東内陸部や静岡県では厳しい暑さが連日続き、29日も日射が強かった上、風が山を越えた際に高温となるフェーン現象が起きた可能性もある。佐野市では20日から最高気温35度以上の猛暑日が続き、28日は38.0度を観測していた。
29日の主要都市の最高気温は、東京都心(千代田区)37.3度、名古屋37.4度、京都39.4度、大阪35.7度、福岡35.2度。30日も猛暑日の所が多いと予想され、気象庁などは熱中症に厳重な警戒を呼び掛けている。
〔写真説明〕強い日差しの中、日傘を差して歩く人たち=29日午後、東京都中央区
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/01
-
-
-
-
-
全社員が「リスクオーナー」リーダーに実践教育
エイブルホールディングス(東京都港区、平田竜史代表取締役社長)は、組織的なリスクマネジメント文化を育むために、土台となる組織風土の構築を進める。全役職員をリスクオーナーに位置づけてリスクマネジメントの自覚を高め、多彩な研修で役職に合致したレベルアップを目指す。
2025/03/18
-
ソリューションを提示しても経営には響かない
企業を取り巻くデジタルリスクはますます多様化。サイバー攻撃や内部からの情報漏えいのような従来型リスクが進展の様相を見せる一方で、生成 AI のような最新テクノロジーの登場や、国際政治の再編による世界的なパワーバランスの変動への対応が求められている。2025 年のデジタルリスク管理における重要ポイントはどこか。ガートナージャパンでセキュリティーとプライバシー領域の調査、分析を担当する礒田優一氏に聞いた。
2025/03/17
-
-
-
なぜ下請法の勧告が急増しているのか?公取委が注視する金型の無料保管と下請代金の減額
2024年度は下請法の勧告件数が17件と、直近10年で最多を昨年に続き更新している。急増しているのが金型の保管に関する勧告だ。大手ポンプメーカーの荏原製作所、自動車メーカーのトヨタや日産の子会社などへの勧告が相次いだ。また、家電量販店のビックカメラは支払代金の不当な減額で、出版ではKADOKAWAが買いたたきで勧告を受けた。なぜ、下請法による勧告が増えているのか。独占禁止法と下請法に詳しい日比谷総合法律事務所の多田敏明弁護士に聞いた。
2025/03/14
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方