【台北時事】台湾国防部(国防省)は24日、台湾海峡の離島・澎湖諸島で中国軍の上陸阻止を想定した実弾訓練を実施した。22日から5日間の日程で行われている台湾最大の定例軍事演習「漢光演習」の一環。
 国防部は例年、漢光演習の一部を内外メディアに公開している。今年は澎湖諸島での実弾訓練を公開予定だったが、台風接近に伴い現場取材が中止されたことから、中継で対応。防衛の意思と能力を内外にアピールした。 
〔写真説明〕24日、台湾の離島・澎湖諸島で、中国軍の上陸を阻止する訓練を実施する台湾軍(台湾国防部提供・時事)

(ニュース提供元:時事通信社)