第11管区海上保安本部(那覇市)は24日、沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で、領海外側の接続水域を航行していた中国海警局の「海警」1隻が同水域から出たと発表した。同日中に航行が確認されなければ中国公船の接続水域航行は215日連続で、最長記録更新となる。
 同本部によると、尖閣諸島周辺の接続水域の航行は昨年12月22日以降、船が入れ替わりながら続き、今月23日に同水域を出た。現場海域は、台風3号の影響で大しけになっているという。
 これまでの最長は2021年2月~同7月までの157日だった。 

(ニュース提供元:時事通信社)