能登半島地震の災害関連死を認定する石川県などの審査会が23日開かれ、19人を新たに関連死と認定した。市町が正式に認定すれば同地震の死者は318人になる。
 この日は5市町の計22人を審査。地震と死亡の因果関係が認められたのは、小松市1人、輪島市12人、内灘町1人、志賀町5人だった。施設の断水や停電により必要な介助が受けられず、移動中に体力が低下した例などが含まれる。白山市1人、内灘町2人の計3人は継続審査となった。 
〔写真説明〕地震発生から半年を迎えた朝市通り周辺に供えられた花=1日、石川県輪島市

(ニュース提供元:時事通信社)