【シリコンバレー時事】米新興企業オープンAIは18日、生成AI(人工知能)の基盤モデルの軽量版「GPT―4o(オー)ミニ」を開発したと発表した。開発者向けに利用料を従来モデルより6割以上安く設定し、自動応答システムなどのアプリ開発を促す。一般利用者も「チャットGPT」で使える。
 新モデルは文章だけでなく、画像も理解できる。5月に発表した「4o」より性能は低くなるが、英語だけでなく日本語など多言語に対応する。今後、動画や音声で回答できるようにする。
 無料版と月額19.99ドル(約3100円)のチャットGPTで使える「GPT―3.5ターボ」を「4oミニ」に置き換えた。他社の軽量モデルに比べ文章を扱う能力、文章や画像など形式の異なるデータをまとめて理解する能力などが高いという。 
〔写真説明〕米新興企業オープンAIのロゴマーク

(ニュース提供元:時事通信社)