2024/07/12
防災・危機管理ニュース
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は12日、IT企業に違法コンテンツ対策を義務付けたデジタルサービス法(DSA)に米X(旧ツイッター)が違反しているとの予備的見解を示した。アカウントの本人確認を実施したことを示す同社の「認証バッジ」の仕組みを巡り、「誰でも得ることができる」と懸念を示した。
欧州委は、現在の認証バッジについて、利用者が「十分な情報を得た上で信頼性を判断する際の妨げになっている」などと指摘した。広告の透明性や、研究者に対する情報提供の観点から、DSAの求めるルールをXが順守していないとも述べた。
欧州委は昨年12月に調査を開始。最終的にDSA違反と判断した場合、Xに最大で世界の年間売上高の6%に当たる制裁金を科す可能性がある。
〔写真説明〕欧州連合(EU)欧州委員会ビル=ブリュッセル
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方