日本海から東北へ延びる梅雨前線の影響で、東北から西日本の日本海側では9日、大雨となった。前線は10日にかけて停滞すると見られ、気象庁は土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。
 松江市では、午後4時40分までの12時間雨量が188.5ミリとなり、同地点の観測史上最多を更新した。また、大雨により秋田新幹線や山形新幹線、奥羽線などで運休が発生した。
 10日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で北陸80ミリ、東北、中国地方60ミリ。その後11日午後6時までの同雨量は東北120ミリ、北陸100ミリ。 

(ニュース提供元:時事通信社)