サイバー攻撃による情報漏えいが確認されたKADOKAWAは2日、ハッカー集団が盗み取った情報を追加で流出させたと主張していると発表した。同社は主張内容の信ぴょう性を調査中だと説明した上で、データの拡散は深刻な影響を及ぼす可能性があるとして「SNSなどによる共有は控えてほしい」と呼び掛けている。
 KADOKAWAへのサイバー攻撃を巡っては、「ブラックスーツ」を名乗るハッカー集団がデータを盗んだと犯行声明を出し、身代金の支払いに応じなければ7月1日にデータを公開すると脅していた。データは1.5テラバイト分で、取引先との契約情報や利用者情報などが含まれているという。 
〔写真説明〕KADOKAWA本社ビル=2022年9月、東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)