2024/06/27
防災・危機管理ニュース
動画配信サービス「ニコニコ動画」など複数サービスの停止につながったKADOKAWAへのサイバー攻撃を巡り、「BlackSuit(ブラックスーツ)」を名乗るハッカー集団が、匿名性の高いインターネット空間「ダークウェブ」で犯行声明を出していることが27日、分かった。会社の契約書類や利用者に関する情報を盗み出したとしている。
声明文によると、約1カ月前にKADOKAWAのネットワークに侵入。同社側の防衛策をかいくぐり、1.5テラバイトのデータをダウンロードするとともに、ネットワークを暗号化した。ハッカー集団はKADOKAWAに多額の身代金を支払うよう求め、応じなければ7月1日に盗み取ったデータを公開するとしている。
KADOKAWAは身代金目的でデータを暗号化するウイルス「ランサムウエア」を含むサイバー攻撃を受け、今月8日からニコニコ動画などのサービスが利用できなくなっている。
〔写真説明〕KADOKAWA本社=東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- サイバー攻撃
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/29
-
-
-
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方