岸田文雄首相は21日の記者会見で、能登半島地震の復興に取り組むため、省庁横断による「創造的復興タスクフォース」を7月1日に被災地で発足させる方針を示した。国からの常駐派遣職員を100人超に拡大。首相は「能登6市町と緊密に連携して、被災地に寄り添ったきめ細かい支援に万全を尽くす」と強調した。
 将来の大規模災害に備え、政府の体制を強化し、自衛隊や警察、消防などと緊密な連携を図るため、「法改正も視野に速やかに方針を取りまとめる」とも述べた。 
〔写真説明〕記者会見する岸田文雄首相=21日午後、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)