河川氾濫の恐れなどを知らせる(出典:写真AC)

KDDIと沖縄セルラーは23日、全国すべての地方自治体向けに災害・避難情報の緊急速報メールを導入したと発表した。22日に鹿児島県三島村と十島村への導入が済んだため。同社では国内通信事業者としては唯一、配信対象エリア外にいても全国の緊急速報の内容を確認できるようにもしている。

写真を拡大 緊急速報メール配信の流れ(出典:KDDIホームページ)

災害・避難情報の緊急速報メールは大雨で河川氾濫が迫っている状況や避難先情報などを自治体が配信するもの。対象エリア内にいる携帯電話ユーザーに一斉に配信され、受信は無料。今回、鹿児島県の2村が追加され、計1788の全都道府県と全市区町村への導入が完了した。

写真を拡大 アプリで知りたい自治体の緊急速報メールを見ることができる(出典:KDDIホームページ)

配信対象エリア外でも、「au災害対策アプリ」を使うことで知りたい自治体の災害・避難情報の緊急速報メールを3日前まで確認することができる。これにより、例えば旅行中に自分の居住エリアの状況を知ることや、家族や友人の住む自治体の情報を確認することで、自分の安全確保だけでなく家族などへの注意喚起も行える。

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http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/08/23/3336.html

(了)

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