2024/05/28
防災・危機管理ニュース
【シドニー時事】南太平洋のパプアニューギニア中部エンガ州で起きた地滑り災害で、州当局は28日、崖崩れの連続で被害が広がる恐れが強まったとして、住民約8000人に避難を勧告した。進行中の捜索活動が停滞する可能性がある。
24日未明に発生した地滑りで、パプアの防災当局は2000人以上が土砂に埋まったと推計している。重機の搬入が難しく、住民や救援要員が手作業で捜索を行ってきたが、避難勧告で遅れが生じるのは避けられない見通しだ。州当局者はAFP通信に対し、「岩が絶えず崩れ落ち、爆弾のような音が聞こえる」と述べ、危険を回避する必要性を強調した。
一方、隣国のオーストラリアは250万豪ドル(約2億6000万円)相当の支援を表明。専門家を派遣するとともに、テントや衛生用品などを提供する。
〔写真説明〕パプアニューギニア中部エンガ州の村の地滑り現場でがれきの山を掘り返す人たち=27日(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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