2024/04/26
防災・危機管理ニュース
経済同友会の新浪剛史代表幹事は26日の記者会見で、外国為替市場で円安が加速していることについて、「由々しき事態。企業の努力の効果がなくなる可能性があり、大変危惧すべき状況だ」と述べ、輸入物価上昇による日本経済への悪影響に懸念を示した。
新浪氏は、2024年春闘での高い賃上げ率に触れつつ、「物価と賃金の好循環が実現しつつあったが、円安がそれを邪魔する可能性がある」と指摘した。政府・日銀の為替介入には「一時的な効果はあるが、本質的なものではない」との考えを示した上で、「円買いになるために、(海外企業による)国内投資を拡大するような組織をつくり、環境を至急整備すべきだ」と語った。
〔写真説明〕経済同友会の新浪剛史代表幹事=2023年12月、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)
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