2024/04/25
防災・危機管理ニュース
円相場は25日もドルに対して一段と下落し、東京外国為替市場で一時1ドル=155円74銭を付けた。1990年以来、約34年ぶりの安値水準を更新した。政府・日銀が円買いの為替介入に踏み切る「防衛ライン」を探りながら円の下値を試す展開が続いた。午後5時現在は155円62~63銭と前日同時刻比72銭の円安・ドル高。
市場では、米国の利下げ開始が先送りされ、緩和的な金融環境が続く日本との金利差が縮小しないとの見方から、円売り・ドル買いが進みやすくなっている。24日夜に155円台に突入し、25日早朝のニューヨーク市場で米長期金利の上昇を受けて155円37銭まで進行。東京市場でさらに円安が進んだ。
〔写真説明〕1ドル=155円台後半の円相場を示すモニター=25日午後、東京都中央区
(ニュース提供元:時事通信社)
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