0.05秒の速さで火花を検知することで早期の初期消火を図る

環境・エネルギー分野でシステムソリューションの企画、設計、開発を行うイーアイアイは、画像認識AIの技術により、カメラ映像から火花・火を自動検知してアラート発報する火災延焼防止システム「Spark Eye」を提供する。0.05秒の速さで検知することで、従来の検知システムと比べ早期の初期消火を図るもの。検知した画像、日時、場所、検知開始・終了時間などの情報を可視化することで、火災発生原因の分析を支援する。アラートと自動散水の連携も可能。

カメラ部分

同システムは、誤検知を抑制するため、AIによる検知の「感度」を9段階で調整する機能や、異常に大きく飛散した火花のみを検知するように、画像のピクセルデータをもとに検知の範囲を調整する機能(別途カスタマイズ対応)を備える。そのほか、さまざまな設置環境に適合できるように、ガラスやアクリル越しの監視も可能となっている。

同システムは、2020年6月の販売開始以降、リチウムイオン電池に起因する火災の発生件数の増加を背景として、民間、自治体の廃棄物処理施設を中心に導入が拡大。導入先では火災延焼『ゼロ』実績を記録しているという。

同システムは、経済産業省のIT導入補助金2023の支援ツールに認定されている。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部