2023/11/13
産総研「さんぽのひろば」週刊化学災害ニュース
2023/10/28発生の、カザフスタン・炭鉱でガス爆発
坑内にメタンガスが充満して何かの原因で着火した可能性。坑内では作業員252名が作業中で、うち33名が死亡、13名が行方不明となった
2023/10/28発生の、大阪・すし店で調理用ガスバーナのガスボンベのガス爆発
調理用ガスバーナに取付けたカセットこんろ用ガスボンベが、何かの原因で加熱されて破裂し、漏洩した可燃性ガスに着火した可能性。客8名と従業員4名の計12名が顔や腕にやけどで軽傷
2023/10/31発生の、茨城・運転停止中の原子力発電所で照明器具の火災
蛍光灯照明器具の安定器が内部から発熱して熔けた可能性。照明器具は、2011年に原子炉を停止した後はほとんど使用されておらず、焦跡の発見時も電源は切られていた
2023/10/31発生の、和歌山・市役所の敷地内のマンホール内で爆発
市役所庁舎につながる電線が通っているマンホール内での爆発。影響で市役所庁舎が約5時間半停電し、一部の業務が停止された
2023/10/31発生の、愛媛・農機具工場の焼入炉で火災
金属の強度を高める焼入れに使用されている約3m、奥行約7m、高さ約3.5mの炉での火災
2023/11/1 奈良・カーペット工場で機械の火災
カーペットを加熱成形する機械から出火した可能性。従業員3名が煙を吸って軽傷
出典:産業技術総合研究所 安全科学研究部門「さんぽのひろば」
産総研「さんぽのひろば」週刊化学災害ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/26
-
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方