画像を拡大 従来の火災警報器(煙式)に⼀酸化炭素センサをプラス(写真はSC-335)

新コスモス電機は、一酸化炭素100パーツ・パー・ミリオンを検知するとLED点滅と音声で一酸化炭素注意報を知らせる、一酸化炭素検知機能付き火災警報器の「PLUSCO(プラシオ)」を販売する。

同製品は、従来の火災警報器(煙式)に加えて“CO反応式”の煙センサを採用することで、センサの感度を自動的に2倍に引き上げた新しい火災警報器。従来の火災警報器の約半分の煙濃度(1メートルあたり減光率2.5~7.5%)で火災を知らせる。火災警報時には赤色のLED、一酸化炭素注意報時には黄色のLEDが点滅するほか、音声合成音(70デシベル(A)/メートル以上)を発して警報・注意報を伝える。

同製品の電源は専用リチウム電池CR17335EG(寿命約10年)。定格DC3ボルト、300ミリアンペア。本体サイズは、幅75×高さ75×奥行52ミリメートル(突起部を除く)。質量は約145グラム(電池含む)。使用温度範囲は0度~+40度。オープン価格。

そのほか、同社は山善と共同で、「火災による死者数を減らす」ことを目的とした「もっと早く、火災を見つける。」プロジェクトに取り組む。火災実験室「PLUSCO Lab.」(プラシオラボ)の火災実験のデータを通じて一酸化炭素の危険性への理解浸透を図りながら、「PLUSCO」の認知度を向上させ、山善の家庭機器事業部の販売ルートから一般市場への流通を広げる。

PLUSCO(プラシオ)特設サイト

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リスク対策.com 編集部