2023/07/05
ニュープロダクツ
危機管理情報サービスを提供するレスキューナウは、災害・危機対応時の自社の状況を、タイムラグを最小限に抑えながら任意のタイミングで把握できるようにするオールインワン危機管理サービス「imatome(イマトメ)」を提供する。時々刻々と変化する各情報を正確かつタイムリーに収集し、システム上で統合まで行うことで、事業継続対応時の意思決定に不可欠な自社の状況把握を少人数でも効率的に行えるようにし、一連の対応の早期収束を支援するもの。
同サービスでは、災害・危機対応時に必要な情報要素の収集とその取りまとめを自動化することで、状況把握のための「人員と時間の確保」という課題を解消。また、対応の属人化の回避や、担当者間でのスムーズな引き継ぎも可能にする。
これまで個別に行われていた「危機管理情報(社外情報)の監視/把握」、「安否状況の確認/把握」、「拠点状況の確認/把握」、「要対応事項の確認/把握」の4機能を統合。それらの情報を、最新状況だけでなく、任意の時間軸で横断的に抽出・可視化することで、「自社の事業影響の確認/把握」を全社、拠点別で可能にするという。
「危機管理情報(社外情報)の監視/把握」では、24時間365日、レスキューナウ危機管理情報センター(RIC)を核とする専門スタッフが、気象情報や自然災害情報、交通情報、ライフライン情報、避難情報や緊急情報などの危機管理情報から、登録される拠点エリアに関連するものを収集・配信する。
「安否状況の確認/把握」と「拠点状況の確認/把握」では、災害・危機発生時の従業員やスタッフなどの安否状況と、各拠点の被害状況や事業活動への影響度が確認できる。配信された危機管理情報をトリガーとして安否確認を実施することや、特定の情報に紐づけず、任意のタイミングで対象を選択して安否確認を実施することも可能。各拠点等の状況は、最新の登録情報で随時更新されることにより、常に最新の状態で確認できるほか、それまでの推移を確認することもできる。
「要対応事項の確認/把握」では、災害・危機対応時に発生する可能性のある想定外の対応すべき事項の有無やその対応状況を登録・更新することで、課題や対応の進捗の最新状況がリアルタイムに把握できる。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方