グループワークについて、声の大きい人の意見だけが通ったり、だらだらと時間ばかりが過ぎてしまうことはありませんか。これは「ルール」がないことが原因です。心理学の専門家である木村玲欧氏が、著書「グループワークのトリセツ」を使い、グループワークにルールを与えながら効果的に成果を出すための方法論をわかりやすく解説します。

■書籍:グループワークのトリセツについて

 

はじめに

この動画の活用法について説明します。

 

A4の紙を使った自己紹介

メンバー同士が知り合うことを目的とした自己紹介の手法について解説します。

「カタルタ」を使ったアイスブレイク

コミュニケーションゲーム「カタルタ」を使ったアイスブレイクの方法を解説します。

 

他己紹介

自分ではなく、他の人を紹介するアイスブレイクの方法を解説します。

 

減らしましょうゲーム

メンバーの全体傾向を想像することで相互理解を深める「減らしましょうゲーム」の方法を解説します。

 

自由連想・関連法

一つの言葉をきっかけに連想する言葉をたくさん出していき、言葉同士を組み合わせることで思いもつかなかったアイディアを生み出す「自由連想・関連法」を解説します。

 

オズボーンのチェックリスト法

米国の広告代理店の副社長だったアレックス・F・オズボーンが考案した、アイディアを発見するためのチェックリストを使った手法について解説します。

 

評価尺度法

より良い提案をつくるために、評価軸を設けて提案を評価する手法について解説します。

 

ブレインストーミング

さまざまなアイディアを生み出す「ブレインストーミング」という手法について解説します。

 

親和図法・連関図法

たくさん出たアイディアを整理、分類、構造化して、問題を解決していく手法について解説します。

 

SWOT分析

自分たちの強み(S)、弱み(W)、自分たちの置かれている環境(追い風(O)、向かい風(T))を明らかにして戦略・対策を検討する手法について解説します。

 

欠点‐改善点列挙法

欠点・課題を思いつくままに挙げて整理したうえで、その改善点・対策を考えていく手法について解説します。

 

リスク評価手法

リスクを評価する方法について解説します。

 

リスク管理手法

リスクを管理する手法について解説します。

 

おわりに

 

講師

兵庫県立大学
環境人間学部・大学院環境人間学研究科教授 木村玲欧

 

 

 

 

 

1975年東京都生まれ。早稲田大学人間科学部卒業、京都大学大学院情報学研究科修士課程、同博士後期課程修了、博士(情報学)(京都大学)。認定心理士、専門社会調査士。名古屋大学大学院環境学研究科助手・助教等を経て現職。専門は防災心理学、防災教育学、社会調査法。主な委員は、内閣府・防災教育チャレンジプラン実行委員会委員、関西広域連合・関西広域防災計画策定委員会委員など多数。神戸市消防局・防災マネジメント研修講師など、防災に関するグループワーク研修講師を多数務めるほか、防災に限らず、大学・企業・地域等でのグループワーク企画支援・監修や研修講師も務めている。