ハザードマップや気象情報についても説明している

内閣府は5月31日、「水害・土砂災害から家族と地域を守るには」と題した手引きを公表した。2017年の九州北部豪雨の反省から作成されたもので、避難方法や普段からの備えなどに基本的に必要な知識について記している。

九州北部豪雨をふまえた検討会でも、報告書に住民向けの手引きの作成が森もまれていた。手引きではハザードマップのほか大雨警報など気象情報の説明、避難の方法などを記載。身を守るため、危険や気象情報の情報を把握することや避難方法や場所を知っておく重要性を示した。また、普段からの備えとして備蓄のほか、保険の活用についても記載。共助として地区防災計画の説明もある。内閣府や内閣府運営の「TEAM防災ジャパン」のホームページ、SNSなどを通じ告知していく。

■ニュースリリースはこちら
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/pdf/h30tebikisho_kouhyo.pdf

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リスク対策.com:斯波 祐介