2021/12/28
ニュープロダクツ
消火器や消火設備等の開発・製造・販売を手掛けるモリタ宮田工業は、多重伝送化によって大型物件に対応し、施工性を向上させたパッケージ型自動消火設備I型「スマートスプリネックス」を販売する。「スプリネックス・シリーズ」の特長である高い防火安全性能はそのままに、施工・点検にかかる負担を軽減し、柔軟性のあるシステム設計を可能にしたもの。
同製品は、受信盤ユニットから中継器をつなぐ幹線がLANケーブルと電源線のみであるため、配線敷設工事の大幅な省力化・省スペース化が可能。区画改修や増設への対応も容易になる。
また、受信盤ユニットを従来型より大幅に小型化したことで、回線数によって受信盤ユニットの外形が変化せず、設置スペースの確保が容易になる。1台で最大250回線まで対応する。
受信盤ユニットにはタッチパネル式モニターを採用。対象区画名がモニターに瞬時に表示されることで、素早い初動対応が可能となる。そのほか、「自己診断機能」を搭載することで、監視モード中も機器状態を自己診断し、異常発生時にはモニターへ異常内容を表示する。素早く原因を特定することで早期復旧が可能となる。
同製品の梱包箱サイズは、「屋内型」が幅1050×奥行き450×高さ1350 ミリメートル、 「屋外型」が幅1087×奥行き560×高さ1454 ミリメートル。総重量は、「屋内型」が480キログラム、「屋外型」が540キログラム。放射時間は約140秒。薬剤は、第三種浸潤剤等入り水(品評剤第27~1号)。防護面積は、21平方メートル(1防護区画あたり)。感知器は、検出方式の異なる2つの感知器(国家検定合格品)。本体希望小売価格はオープン価格。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方