新たな感染症を追加し、使いやすさの向上も行った(出典:東京都福祉保健局ホームページ)

東京都は17日、「東京都感染症マニュアル2018」を策定したと発表した。前回のマニュアルを9年ぶりに見直し。ジカウイルス感染症など新たな近年の新たな感染症の追加などを行った。

同マニュアルは医療従事者や保健衛生に携わる行政職員などの感染症対応に用いるもの。総論編、各論編、資料編で構成。総論編では感染症の基礎や対策のポイント、各論編では疾患別の治療方針などを解説している。前回の「2009」の見直しにあたり、関連法令の改正も反映しジカウイルス感染症やMERS(中東呼吸器症候群)、鳥インフルエンザのH7N9といった新たな感染症を各論編に追加した。また古い情報の整理や写真資料の充実など、使いやすさの向上を行ったという。

冊子の販売は23日からで価格は2440円(税込み)。同じ内容は都福祉保健局のホームページから既に無料でダウンロード可能となっている。

■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/05/17/17.html

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リスク対策.com:斯波 祐介