なりすまし検知オプションのシステム構成

株式会社セキュアブレインは14日、金融機関向け不正送金対策ソリューション「PhishWall(フィッシュウォール)クライアントレス」のオプション機能として、インターネットバンキングの非正規利用者によるなりすましログインを検知するサービスの販売を開始すると発表した。インターネットバンキングを利用するユーザーのPCにソフトウェアをインストールせずに不正送金対策を行うことができる、金融機関向け不正送金対策ソリューション。システムに大きな改修が不要でユーザーの利便性を損なうことなく、盗まれた情報でログインしようとする非正規利用者を高精度に判定し検知する。

検知対象のサイトへのアクセス時に、利用者PCのデバイス情報を収集・比較し、本人の端末を特定。デバイス情報以外のさまざまなパラメータを組み合わせたビックデータをセキュアブレイン独自の判定法を用いて高精度に分析し、非正規利用者を判定する。フィッシングサイトなどでID、パスワードを盗まれても、本人以外の端末からのアクセスを検知し、アラートを通知することで不正送金を防止する。

導入企業のサイトにユーザーのPCがアクセスしたタイミングで表示されるコンテンツの情報が、MITB攻撃型ウイルスによって改ざんされていないかを自動的にチェックする。改ざんの徴候を発見した場合は、警告メッセージを表示し、ブラウザを終了させることで不正送金をブロックする。

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https://www.securebrain.co.jp/about/news/2018/05/narisumashi.html

(了)

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リスク対策.com:横田 和子