2021/10/30
ニュープロダクツ
![](https://risk.ismcdn.jp/mwimgs/f/0/670m/img_f0e0dfeda16f99a070cfc7aa51d45c37203461.png)
アプリケーション制作を行うベンチャー企業のLevettyは、脆弱性のあるサイトを実際にハッキングすることでセキュリティを学ぶ、法人向けサービス「RedSecurity Business」を提供する。
個人向けに提供している「RedSecurity」の法人版。同社が用意した脆弱性のあるサイトに対して、実際に攻撃をすることでセキュリティを学ぶ。攻撃者の視点とその対策方法を学ぶことで、より堅牢なサービス設計に生かすことができる。環境構築不要で、ブラウザだけで学習できる。
法人向けサービスでは、法人登録した受講生の進捗が分かる管理画面がセットになって提供されることから、管理者がユーザーの進捗を把握できるほか、受講生同士で進捗を競い合うことができる。また、同社がメールで質問を受け付け、48時間以内に対応することから、分からない部分もすぐに解決できる。
講座内容は、ソフトウェアのセキュリティ向上を推進するコミュニティ「OWASP」のTOP 10 (最も重大な10のリスク)を中心とした「Webセキュリティコース」で、実際に攻撃するための環境を用意する。サービス対象は、エンジニアチームやセキュリティ部門として研修を行いたい法人。受講者が非エンジニアでも十分に学習できる内容となっている。
サービス利用料は、1ユーザー5万円。3ユーザー以上での契約が対象となる。演習環境と教材の閲覧期限は1年間。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方