GRCSは9日、カーボンブラック社EDRと機能連携した自社のCSIRT向けインシデント管理ツールを新たに発表した(写真出典:写真AC)

ITを使ったセキュリティソリューションを手がけるGRCSは9日、米カーボンブラック社のEDR(端末向けの脅威検知・対応)製品「Cb Defense」の販売代理店契約を結び、製品提供を開始するとともに、自社製品であるCSIRT向けインシデント管理ツール「CSIRT MT」との連携機能を提供すると発表した。

サイバー攻撃が巧妙化するなかで、従来のようなネットワークの出入口でウイルスの侵入を監視するだけでは対策が不十分となりつつある。そこでウイルス侵入を100%防げないことを前提に、仮にウイルスに侵入されても端末でログを収集し脅威の検出・対応までを行うEDR(エンドポイント・ディテクション・アンド・レスポンス)製品が注目されている。

GRCSはカーボンブラック社と販売代理店契約を結び、日本企業向けに単体でも製品提供を開始すると同時に、自社製品のCISRIT向けインシデント管理ツール「CSIRT MT」との機能連携をおこない、サイバー攻撃の検知から対応までの一元管理をより迅速・高精度にできるようにした。

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https://www.grcs.co.jp/news/news20180301-0-0

(了)

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リスク対策.com:峰田 慎二