2018/02/26
防災・危機管理ニュース
東京ガスは、災害時に生活を持続できる自助力を磨くため、防災トイレづくりと火起こしを学ぶ生活者向けの教育プログラムを企画。社会貢献活動としてサービスエリアの1都6県内の各種イベントに無償で講師派遣に応じている。
現在企画するのは「トイレ」と「火育(ひいく)」の2プログラム。「災害時のトイレを備えよう!」は、災害時に断水によって水洗トイレが使えない場合を想定し、自宅や避難所で水なしで使える携帯トイレの使い方を実践で学ぶ。また長期間水洗トイレが使えない場合でも一世帯分の排せつ処理を完結できるための手法や備蓄についてもチェックリストで確認する。東京ガスの社員が被災地ボランティアに赴いた際、トイレが使えない不自由さを訴える被災者が多かったことから企画したプログラムだという。
「火育」は 火が持つ熱や光が暮らしに果たす役割を知り、の火の恵みを楽しむプログラムとして、「古代の火おこし体験」や「マシュマロ焼きづくり体験」「キャンドルづくりと炎の鑑賞」等を実施する。 また災害時に役立つ火のおこし方や、炎のコントロールのし方を体験するプログラムも用意する。
同社では、災害時にできる限り自分たちで生活を持続できる自助力を持ってもらうことで、社会全体のレジリエンスを高めたいと、社会貢献活動の一環として実施しているという。これまで1都6県の地方自治体が企画する防災イベントなどで無償で講師派遣し、好評を得てているという。
3月11日には東京都内で親子向けの防災体験ツアーを企画しており、プログラムを体験できる。
■防災体験ツアーの案内はこちら
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20180205-02.html
(了)
リスク対策.com:峰田 慎二
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