経口補水液パウダータイプ2袋、マスク3枚、歯ブラシ1本、マニュアルが入っていて、5年間の備蓄が可能

船山株式会社(本社:新潟県長岡市)は1日、災害が起きた際に避難所で発生する感染症などの拡大、症状の重篤化を防止する災害備蓄品「防災衛生パーソナルキット」を販売開始する。避難所での初動対応のため配布の利便性を考慮し、基礎的なツールをワンパッケージ化した。経口補水液パウダータイプ2袋、マスク3枚、歯ブラシ1本、マニュアルが入っていて、5年間の備蓄ができる。1カートン50個入りで3万5000円(税抜き)。

大塚製薬工場、スリーエムジャパンなどの複数の協力企業で構成される防災衛生会議が企画したもの。

経口補水液は、「OS-1パウダー15g・500ml用」。500mlペットボトルの飲料水に溶かして使用する。水分摂取不足や夏場の過度の発汗、おう吐下痢による脱水状態に対処する。

マスクは「3MTMスタンダード耳掛け式フェイスマスク2827J」。病原菌が含まれたせきや唾液などからの飛沫感染対策、せきエチケットとして役立つ。

歯ブラシは「Ci703フラットタイプ(Sやわらかめキャップ付き)」。歯磨きにより口腔内免疫を維持し、誤嚥性肺炎を予防する。

「防災衛生パーソナルキットマニュアル」は、キット内容の正しい使い方を解説するだけでなく、被災時の衛生対策の重要性を子どもから高齢者まで分かりやすいマンガで説明している。東京慈恵会医科大学救急医学講座の武田聡主任教授が監修した。

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リスク対策.com:横田 和子