三井住友海上火災保険が開発した貨物事故防止策学習アプリ「リスクハンター」


三井住友海上火災保険は25日、同社契約法人の従業員などに向けて、スマートフォン向けリスク感知能力養成アプリ「リスクハンター」の提供を2017年12月から開始したと発表した。倉庫作業中の危険察知向上を目指す。

同アプリは、スマートフォンやタブレットを使って倉庫内作業の貨物事故防止策を学ぶ従業員教育ツール。 360度カメラで撮影した倉庫内の映像を見ながら、ステージ上の「注意ポイント」を画面タッチで探し出し、 作業時の危険に関する「気づき」を与えることができる。リスクを発見するたびに得点が加算され、具体的な事故防止策を学習できる。  スマートフォンを操作しながらゲーム感覚で学ぶことができ、 貨物事故防止に活用してもらう。

近年の労働力不足を背景に、 非熟練労働者やアルバイト従業員が増加しており、 企業の安全管理者にとって貨物事故の防止が重要な課題となっていた。 同社ではこうした課題の解決を支援するため本アプリを開発した。

アプリは同社契約者以外でも利用可能。利用料は無料。法人ごとに利用申込することで、管理者は従業員の実施状況をリアルタイムで確認できる。

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http://www.ms-ins.com/news/fy2017/pdf/1213_1.pdf

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(了)

リスク対策.com :峰田 慎二