サーバー群のセキュリティ統合管理を行うクラウド型サービス「Future Vuls」の操作画面(提供:フューチャー)

フューチャーは15日、 法人向けにサーバー群のセキュリティ管理をおこなうクラウド型サービス「FutureVuls(フューチャーバルス)」を開発し、1月より提供を開始したことを発表した。脆弱性の自動検知や該当サーバーの特定などを行う。

同社は 独自に開発した脆弱性情報の全自動スキャンツール「Vuls」を2016年4月1日にオープンソースとして世界に無償公開。 半年後の同年10月1日にはオープンソース共有サイト「GitHub」でランキング1位を獲得するなど、システム管理者から注目されてきた。

有償版では新たにクラウド型を導入。LinuxサーバーとWindowsサーバーを対象に、年間10万件以上発見される脆弱性情報を全自動でリアルタイムに収集・検知。新たに発見された脆弱性が管理対象サーバー群のどのサーバーに該当するかまで自動的に特定する。さらに脆弱性の内容や深刻度からサイバー攻撃リスクを自動算出し、 脆弱性の優先順位付けをして視覚的にわかりやすく表示する。

これによりシステム管理者は脆弱性情報を手動で収集・検知する負荷を大きく低減でき、自動検出された脆弱性に対して優先度の高い順に具体的な対策の検討やセキュリティーパッチの動作検証に注力できる。

価格は1サーバーあたり月額4000円(税別・2018年1月時点)。

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000004374.html

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(了)

リスク対策.com :峰田 慎二