法人向けに最新Windows / Officeへの移行支援について説明する日本マイクロソフトの平野社長

独立系ITソリューションベンダーの富士ソフトは、日本マイクロソフトと連携して最新のWindowsとOfficeへ移行支援する相談窓口として「富士ソフト Windows 10 / Office 365 移行支援センター」を23日開設した。

2年後の2020年1月14日にWindows 7とWindows Server 2008がサポートを終了し、次いで2020年10月13日にMicrosoft Office 2010がサポートを終了。以降はセキュリティー更新や有償サポートが受けられなくなるため、最新のWindows 10 / Office 365に移行や導入に関する必要事項や情報を無料で提供する。

富士ソフト公式サイト内に「移行支援センター」を開設。専用の電話・サイト・メールアドレスを設置して、Windows 10への移行を検討する企業に対して必要な手続きや、活用できるサービスの情報を無償で提供する。また富士ソフトの東京・大阪の「マイクロソフトソリューション&クラウドセンター」内にも、 最新のWindows 10 / Office 365が提供する各種クラウド型サービスを体感できる特設ゾーンを設ける。また現在使用しているアプリケーションの互換性確認用やOffice 365の試用のため、Windows 10を搭載したSurfaceデバイスをレンタルするサービスも用意する。

2014年4月19日にWondows XPの延長サポートが終了した際は、直前にシステム移行の依頼が殺到し窓口対応が追い付かないなど混乱を生じた。日本マイクロソフトでは終了2年前の今年1月から富士ソフトなどベンダー30社を通じてシステム移行支援を本格始動する。

日本マイクロソフトの平野拓也社長は23日に東京都千代田区のフクラシア丸の内オアゾで行われた記者発表で「最新のWindowsとOfficeは、単なるアップグレードの世界ではなく、クラウド型システムによりIoT(モノのインターネット)・AI(人工知能)・AR(拡張現実)など最新のテクノロジーを手軽に利用できる。職場の生産効率が高めることはもちろん、社員がクリエイティビティを発揮できる活発な職場づくりにも貢献していきたい」と話している。

■ニュースリリースはこちら
https://news.microsoft.com/ja-jp/2018/01/23/180123-fsi-migration-windows10-office365/

■「富士ソフト Windows 10 / Office 365 移行支援センター」のサイトはこちら
https://www.fsi-ms-solution.jp/migration-windows10-office365

(了)

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