IoTの普及による、無線LANの安定運用のニーズに応える(出典:写真AC)
 

ネットセキュリティを手掛けるイー・ガーディアンの子会社、EGセキュアソリューションズは9日、システムインテグレーター大手のディーアイエスソリューションと協業して、「無線LAN脆弱性診断サービス」を開始すると発表した。

オフィスや工場設備内などに設置された無線LANに対し、専門エンジニアが現地に赴き調査を実施。フロア内のアクセスポイント設置場所やネットワーク機器・ケーブルの設置状況など物理的調査を行うほか、端末ネットワークの論理構成や情報保護環境を調査する。調査した情報を解析し、安全性をレポートとして提出する。これにより管理者以外によって設置された無許可の無線アクセスポイントによる不正アクセスや、なりすましによる社内パソコンへの接続などを回避できる。

診断費用の目安は、フロア延床面積200 m2・アクセスポイント5台までで54万円から。面積1000m2・アクセスポイント10 台までの場合90万円から。

無線LANの通信暗号化方式で最も安全とされる「WPA2」プロトコルに対する脆弱性として最近話題になっている「KRACKs」に対しても、LAN側の設定を確認することで対策済みバージョンであることの確認も可能だという。

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https://www.e-guardian.co.jp/info/2018/0109
 

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(了)

リスク対策.com :峰田 慎二