2017/12/22
ニュープロダクツ
LIXIL鈴木シャッターは15日、故障を事前に検知するシャッター見守りシステム「シャッター まもるくん」を2018年6月より販売すると発表した。商業施設の出入り口などに設置されているシャッターに取り付けることで、常に稼働状態を監視し、シャッターが動かなくなる前に修理を行うことができる。施設を利用する顧客や管理者に、迂回路の通行やシャッター故障時の安全確保などの負担をなくすことができる。
ローラチェーンのたるみやスラットの片寄りなど、そのままにしておくと故障につながる原因を事前に管理者へ知らせる予知機能システム。シャッターの5カ所に設置したセンサーが異常を検知し、直ちに診断機能ボックスの表示装置にある異常ランプで知らせる。小さな不具合の前兆を検知すると警告信号を出し、大きな不具合の前兆を検知すると強制停止をさせる。
IoTの活用により、管理室などの離れた場所でもネットワークを通してシャッターの異常を確認することができるので、重大な故障の前に速やかにメンテナンスを行うことが可能。異常を捉えにくい制御装置が故障した時は予備制御装置へ自動的に切り替わり、一定期間は通常通りシャッターを開閉させ、異常の発生を警告として出力する。
予定販売価格は、幅5000mm、高さ3000mmの既設シャッターに設置の場合で1カ所28万5000円(税抜き)。価格にはシャッター本体・ネットワーク部・取付費・配線配管工事費は含まない。同社は「常に稼働状態を監視し、故障を事前に検知する業界初のシャッター見守りシステム」とする。
■ニュースリリースはこちら
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2017/050_office_1215_01.html
(了)
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リスク対策.com:横田 和子
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