袋と給水パッドが一体となり扱いやすく、巾着タイプなので排泄物に手を触れずに安全処理できる

株式会社カインドウェアは、、災害時の断水の際にトイレが使えない時に活用できる簡易トイレ用袋「ロールトワレ」の販売を進めている。院内感染防止対策のために開発されたもの。吸収パッドが尿をジェル化することでアンモニア臭の発生を抑え液漏れの心配がないほか、袋と吸収パッドが一体となり扱いやすく、巾着タイプなので排泄物に手を触れずに安全処理できる。

フランスのCleanis S.A.S(クリニス社)が感染予防の目的で開発した「Care Bag」姉妹品。今年創設された「防災製品大賞2017」の防災製品部門で金賞を受賞している。

使い方は、ロール状で収納されている袋を引き出し、ミシン目で切り離す。袋を広げると吸収パッドが入っていて、袋を洋式便器などに装着してから底にパッドをセットする。使用後は袋のヒモを引いて開口部を縛り、ヒモをさらに一周させて固く縛って密閉する。

袋サイズは65×38cm。価格は1箱20枚入りで2600円。1日にトイレに行く回数は平均6~7回なので、1箱20枚入りで1人3日分に相当する。

(了)

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リスク対策.com:横田 和子