河川などの水位を計測できるセンサーと遠隔監視通報装置をパッケージ化

オムロン ソーシアルソリューションズは16日、台風や集中豪雨などによって起こる水害から住民や農作物、構造物を守るために、センサーで計測した情報を一括管理できるIoTスターターキット「IoTerminal (アイオーターミナル)for BCP」の製品化第一弾として、「IoTerminal for BCP -水位計測-」を同日より発売すると発表した。河川などの水位を計測できるセンサーと遠隔監視通報装置をパッケージ化。クラウドサーバーの利用で必要な情報を時間や場所を問わず収集が可能となる。価格は1年間の通信回線費、データセンター利用料込みのキャンペーン特価で18万5000円(税抜き)。

 

遠隔監視通報装置は、アナログ・パルスなど最大16点入力を装備したマルチインターフェース対応。さまざまなセンサーを接続することで、現場の状況・状態の変化がリアルタイムで把握できる。15年の実績を持つクラウドサーバー、オムロンデータセンターを利用し24時間365日モニタリングできるほか、計測データはWEBブラウザを使ってパソコンやスマートフォンで閲覧ができる。データ通信からクラウド利用までをパッケージ化した製品となっているため、通信会社との個別契約やシステムの構築などのユーザーの手間を削減し、手軽に試すことができる。

同社は「今後は水位以外にも、風向、風速、積雪、気圧、振動など情報収集したい対象に応じてセンサーを変更しパッケージ化することで、ユーザーの幅広いニーズに応えていく」とする。

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http://www.omron.co.jp/press/2017/10/c1016.html

(了)

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リスク対策.com:横田 和子