2017/10/11
防災・危機管理ニュース

海上自衛隊横須賀地方隊と東京電力ホールディングスは5日、連携協定を締結したと発表した。災害発生時に海自が復旧のための資機材や人員の輸送を行うほか、東電は救援活動に必要な電源や通信回線を提供する。
両者は離島での津波発生を想定した発電システムの輸送訓練などを共同で行っており、今回の協定締結に至った。協定の範囲は福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県。
災害時は両者間で情報を共有。海自は復旧に必要な資機材や人員の輸送を行うことで東電を支援。東電は救援活動に必要な海自の基地施設や活動拠点に、電源や通信回線の供給を行う。またお互いのヘリポートの使用も融通しあう。災害時に備え訓練や会議も定期的に実施する。
■ニュースリリースはこちら
http://www.tepco.co.jp/press/release/2017/1458460_8706.html
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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