2017/09/13
ニュープロダクツ
ホンダは8月31日、ハンディータイプ蓄電機「LiB-AID(リベイド)500」の1日からの販売開始を発表した。家庭用コンセントや車のアクセサリーソケットから充電でき、リチウムイオン電池を搭載しているので繰り返し使える。独自の技術で高品質な交流電力を供給できる。
同社が開発した正弦波インバーターを搭載し、直流(DC)でしか出力できない⼀般的な電池や蓄電池に対し交流(AC)100V の出力ができるので、家庭で使用されている電気と同等の高品質で安定した電力供給が可能。パソコンなどの精密機器やマイコン搭載の電気製品など、電気の質の影響を受けやすい製品を安⼼して使うことができる。
6時間の充電で、ノートパソコンの充電は4回、スマートフォンは20回、テレビは5時間の使用が可能。蓄電器2台またはホンダ発電機と並列接続することで、より消費電力の大きな電気製品や複数の電気製品を同時に使える。
サイズは、幅266mm、奥行182mm、高さ248mm(ハンドル含む)、重量は5.3kg。価格は、E500 JNが7万4000円、E500 JN1 (アクセサリーソケット充電器同梱)が8万円(いずれも税抜き)。販売計画台数は3000台。
■ニュースリリースはこちら
http://www.honda.co.jp/news/2017/p170831-e500.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方