災害発生後、最初の1日を過ごすために必要最低限となる1人分の食料と生活用品をコンパクトに収納

レスキュープラスが9月4日に販売開始した「備災箱」は、災害発生後、最初の1日を過ごすために最低限必要となる1人分の食料と生活用品を化粧箱にコンパクトに収納したもの。会社が全従業員の3日分の生活必要物資を備蓄していたとしても、熊本地震のように天井の崩落などで社内にとどまることができないような地震災害が発生した場合、備蓄品が取り出せなくなる可能性があるため、従業員一人一人が緊急時に持ち出しやすいよう大きさや形状を工夫した。各従業員が机の中などに備えることで分散備蓄ができ、倉庫などの備蓄スペースをより有効に使えるようになる。また、地震発生初日はエレベーターが使えない可能性も高く、倉庫などへ備蓄品を取りに行くことが大変なため、こうした負担を軽減することも期待される。

日頃からの管理・保管・入れ替えなどの手間を省けるよう、内容物の有効期限を5年以上のもので統一した。デスクの引き出しに入れやすいA4ファイルサイズに収め、シックなエンジ色に仕上げた化粧箱はオフィスの雰囲気を損なわずに瞬時に目に留まるようデザインされている。内容物それぞれの使用方法などを記載したマニュアルも同封されている。

内容は、アルファ化米(チゲ味、シーフード味)が各1袋 、備蓄用保存水(蒸留水:500ml)が2本、セーフティーライトは発光時間30分が1本、12時間が1本、非常用トイレ(便袋)が2枚、ガーディVマスクが1枚、アルミブランケットシートが1枚、滑り止め付き軍手が1双、ニトリルディスポ手袋が1個、パワースティック(2本入り)が1袋、モーリアンヒートパック(発熱材35g)が2袋、ホイッスルが1個、ペーパー歯磨きが2枚、コインティッシュが4個、ポケットティッシュが1個、レスキュープラスナップザック(ポリエチレン製)が1枚。

化粧箱のサイズは、幅85mm、奥行240mm、高さ310mm、重量は約2kg。参考販売価格は4500円(税抜き)。

■商品詳細はこちら
http://www.rescueplus.jp/product_leaf.php?pid=d13


(了)