スタンプは「自立タイプ(自助)」「協力タイプ(共助)」「支援タイプ(公助)」の3種で色分けされている

シヤチハタ(本社:名古屋市)は8月24日、スタンプラリーを通じて防災について楽しく学べる「防災・減災スタンプラリー導入セットA」について発表。9月1日から受注を開始した。災害時の避難行動を“疑似体験”できるプログラムで回答スタンプとして使用するもの。災害への備えと被害を低減させるための行動を自分で考え、実践する力を育てる。防災の知識や、「自助」「共助」「公助」についても学ぶことができる。

小学校の体育館や地域の避難経路にチェックポイントを6カ所設け、設問パネルと回答スタンプを用意。設問に対し被災状況を想像し考え、考えに合った回答のスタンプを集めて回る。スタンプは「自立タイプ(自助)」「協力タイプ(共助)」「支援タイプ(公助)」の3種で色分けされている。防災・減災の知識を学べるだけでなく、集まったスタンプの色によって自分の“防災タイプ”がわかる仕組みになっている。

設問パネル(左)と回答パネル(右)

スタンプラリーが終了したら、参加者同士でディスカッションする。お互いに自分が選んだスタンプを共有しながら、スタンプを選んだ理由を発表し、自分では気が付けなかった新しい視点や課題を発見するきっかけになる。自分で考える力と助け合う力、災害時に必要とされるスキルを育む。

同社と、東北大学災害科学国際研究所、東北大学学際科学フロンティア研究所が共同開発した。価格は、Xスタンパー丸型印40号30種で9万9000円(税抜き)。

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https://www.shachihata.co.jp/pressrelease/2017/bosai_stampralley.php

(了)

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リスク対策.com:横田 和子