「そなえるドリル」は親子で災害時について考える内容となっている(提供:三菱地所レジデンス)

三菱地所グループで分譲マンション事業を手がける三菱地所レジデンスは8月28日、親子で考える防災ツール「そなえるドリル」を開発したと発表した。9月1日からホームページで一般公開している。また、これまで三菱地所グループ物件での防災訓練で活用したり、管理物件で配布したりしている災害時に役立つ情報を掲載した「そなえるカルタ」も同時に一般公開を開始した。

「そなえるドリル」は災害時にトイレが使えない状況や家族との集合方法、備蓄や家具の固定といった備えなど、クイズ形式で子供向けに紹介し、親子で防災について考えるためのツール。「そなえるカルタ」は災害時にマンション住まいであれば、避難所に行くことよりマンションにとどまり生活することを想定。そのうえで、備蓄やトイレなど災害時に役立つ情報のほか、自助・共助に役立つ防災訓練や近隣住民との情報共有といった普段からの備えについても紹介している。

三菱地所レジデンスでは分譲マンションにポータブル発電機やマンホールトイレなどを備えた防災備蓄倉庫を設置。2014年には社員有志によるボランティア組織「三菱地所グループの防災俱楽部」も開始。現在約100名が在籍し、これまで52物件・1万3479世帯を対象に防災訓練のサポートなどの活動を行っている。

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http://www.mec-r.com/news/2017/2017_0828.pdf

(了)

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