伊藤シニアマネジャーは日本で同様の規制導入に備える意味でも、重要な事業であることを説明

デロイト トーマツ リスクサービスは22日、メーカーなどに向け医療機器サイバーセキュリティ対策サービスの提供を開始すると発表した。医療機器のサイバー対策が必須の米国市場に進出している企業が対象。米国法人のデロイトUSと連携し、セキュリティテストやセキュリティプログラムの設計・開発・実装といった支援を行う。

米国では食品医薬品局(FDA)が2014年から医療機器申請時、2016年から市販後のサイバーセキュリティ規制を施行。IoT時代で医療機器がネットに接続される時代となり、米国では医療機関での機器選定で製品評価だけでなく企業レベルでのセキュリティ対策も重視されているという。

デロイト トーマツ リスクサービスでは医療機器製品のセキュリティリスク評価やセキュリティテスト、プログラムの設計・開発・実装のほか、セキュリティガバナンスモデルの確立など幅広い支援をデロイトUSと連携して行っていく。現在のターゲット企業は米国市場に進出する数社から十数社に限られるが、伊藤由宣シニアマネジャーは「米国の流れは日本にも及ぶ」と予測。同様の規制が日本でも導入され、市場拡大を見据えている。

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https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20170822.html

(了)

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リスク対策.com:斯波 祐介