2017/07/14
防災・危機管理ニュース
政府は14日、九州北部豪雨で発生した流木に対処するため内閣府など関係省庁会議を開催。福岡県が流木量を少なくとも約20万tと推定しているほか、省庁職員による支援報告といった情報共有が行われた。国土交通省では関門海峡そばの周防灘や有明海で流木回収を行った。
13日に福岡県と福岡入りしている対策チームと合同会議を開催。福岡県から流木が20万t以上はあると報告があった。このほか赤谷川の政府による調査や、環境省の廃棄物処理の技術チームが活動するといった支援が行われている。
国土交通省は周防灘や有明海で流木回収のため海洋環境整備船を出動。周防灘で6~13日にかけて流木226本、葦類など160m3を、有明海では同時期に272本、195m3を回収した。周防灘は1日に約1000隻の船舶が通行する関門海峡の入口。6日から北九州港の「がんりゅう」が、さらに12日から呉港の「おんど2000」が出動している。
内閣府はホームページで流木に関する情報を開示していく。
■ニュースリリースはこちら(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/report/press/port07_hh_000100.html
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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