2017/07/12
ニュープロダクツ
丸紅情報システムズは10日、米LRAD(エルラド)社製の50W対応高性能防災用ラインアレイスピーカー「サウンド・セーバー・エックス」を販売開始すると発表した。複数のスピーカーを線状に配置することで音の拡散を防ぎ、音圧の減衰を和らげることで音響到達距離を伸ばす。スピーカー設置場所の真下でも大きな音となりにくく、騒音問題の解消にも有効だ。
既存機種のモデルチェンジ。50Wに加え、定格入力30Wと120Wの接続端子を筐体背面に標準装備している。既設の汎用アンプ装置と接続している従来のレフレックス スピーカー(30W)やストレートホーン(50W)を、同製品に変えるだけで音の到達範囲を広げることができる。
また、30Wや50Wで使用するために設置し、その後音響到達距離を変更したい場合でも、定格入力を120Wに差し替えるだけなので、スピーカーユニットの増設や増設に伴う設置ポールの強度計算など再設計の手間を省くことができる。
波浪のような強力な噴水流にも耐える防水性能 IPX6級を取得。使用温度範囲は-30~60℃なので、沿岸部などさまざまな厳しい条件下で利用が可能で、特定有害物質の使用制限を定めた欧州連合(EU)による指令RoHSにも準拠している。
サイズは幅194mm、高さ1325mm、奥行205mm。同社では従来より小型化したことで既設の防災無線スピーカー用ポールへの取り付けが容易になるとしている。
■ニュースリリースはこちら
http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M000245/201707103541/_prw_PR1fl_OL9W0r1t.pdf
(了)
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リスク対策.com:横田 和子
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