2017/06/19
防災・危機管理ニュース

旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツは6月19日、同社が販売するタイベック®ソフトウェアⅢ型防護服が、JIS T 8115:2015のタイプ 4、5、6 について第三者認証を取得したと発表した。化学防護服では初の認証となる。
タイベック®ソフトウェア防護服は、米国デュポン社が開発した100%高密度ポリエチレン製のタイベック®不織布特性を活かした使い切り防護服で、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型3種類があり、日本でも様々な用途で使用されている。特にソフトウェアⅢ型防護服は、アスベストやダイオキシンの処理作業、感染症対策、放射性汚染物質の処理など高いバリア性が必要とされる用途で使用されている。
JIS第三者認証とは、登録認証機関が製品性能と品質管理体制の該当 JIS要件への厳格な適合性評価を行い、その適合性が確認された場合に認証を与える事。その結果に基づき、 登録認証機関は JISマークを製品に表示することを認める。JIS マーク表示製品は信頼のおける製造業者の下で 製造された確かな製品である事を示す。

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リスク対策.com:横田 和子
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